いえぇ~い!!みんな元気ぃ~~??ねこもふです。
こう、最近滅入ったり社会がアになったりやる気がどうにも出なかったりと記事のネタは貯まるのに記事は書けない日が続いてました。
今回はちょっと前というかどれだけ前だったか覚えてませんがジャンクで調達したMZ-3のギアを入れ替えた話をば。
出会い
ある日ふと思ったんです。『自分と同じ年に生まれたカメラがほしいなぁ』と。製造年だと難しいので製品が発売された年で。
したらばMZ-3が目に入ったんですよ。えぇ。そしていろんなブログを巡る限りなかなかいいカメラってことを知り、『ほしい!!!』となったわけです。えぇ、短絡的です。物欲は加速し、練習用と本番用のジャンクMZ-3を調達。(写真?残ってないです。上のは最近の別件写真です。
あ、練習用を確保したのは事件の後でした。
事件とは言ってもまぁ当たり前のことなんですが、いつもどおり『たいていのジャンクは動く』でMZ-3を調達したらまぁ動かなかったって件ですね。ジャンクなんだから当たり前ですよね。
動かないとわかった直後、ギア割れなのは確実だったのでさっそくブログを巡り代替部品を探すことにしました。
ミニ四駆のピニオンギアがちょうどいいと聞けば模型コーナーまで赴き探し、見当たらず途方に暮れ、歯の数と大きさの読み方を調べてebayや密林で検索をかけ、該当商品が見当たらず途方に暮れていた所、一筋の光が!!!
とあるペンタユーザーが自作ギアを販売しているではありませんか!!
M&R Optics氏の3Dプリント歯。コレに救われました。ええ、下調べが足りず、コレが存在しなければMZ-3が再び日の目を見る日はなかったでしょう。
作業
歯車が届いた後はいつもどおりネジを外して分解。まずは練習用の子から。ある程度進めたところでハンダを引っ剥がす必要がありそうだということが分かり、工具箱からはんだごてを引っ張りだして線を引っ剥がす作業を・・・・。しませんでした。ええ、私は面倒くさがり屋なのです。どうにか動く範囲で内部構造を把握。そして実践へ。
本番用の子はちゃんとハンダを剥がして分解したんですが、ここで問題が。『割れているのがピニオンギアだけでなく、カムが割れてる』
練習用の子を用意して正解でした。練習用の子から該当部品をスカベンジしてGot kotonaki....
ギアも無事にハマり(こんなに簡単にハマって大丈夫??という感覚はありましたが)修理終了。シート基盤を焼くこともなく楽に組み上げが出来ました。こう、整備というかバラしやすいカメラっていいですよね。真鍮ネジも使われてませんし(未だに引きずる(´・ω・`)詳しくはヤシカフレックスの記事にて)
フィールドテスト
直ったMZ-3にXR RIKENON 2/50(無印)を取り付けてコダ金200を詰めて振り回してきました。
RIKENONの描写はまぁ言うことはないでしょう。露出に関しても問題無さそうですね(リバーサルで試さないと正確な値はわかりませんが)
ファインダーにもカビはなく見通しはよく、PENTAXあるあるのAFセンサを使ってMFして合焦を教えてくれる機能も無事に動作しました。
まとめ
『大抵のジャンクは動く』が、『動かないこともある』
MZ-3は軽くて小さいので振り回すにはもってこいですね。いいカメラですがピニオンギア割れがあるので初心者には勧められませんが、電子工作できる人なら余裕で治せる範囲ですのでそういった人でフィルムカメラ始めたい人にはおすすめできる子何じゃないかと思います。