ネットオークション巡回がやめられないねこもふです。
今回は東西分裂時代のZeissレンズを入手したので軽く紹介をば。
MNG pic.twitter.com/tVoukaj5tq
— ねこもふ (@NekomovYuyusuky) 2020年10月21日
Zeissに興味を持った人なら知っているであろう東西分裂時代。
商標関係でTessarの文字列が使えずTの一文字のみ記載されたレンズをebayで悪くない値段で入手しました。
が、前所有者がやらかしてくれたのか絞り羽根の動きがどうにも悪い。というか動かない。
「ホーン・・・ならバラそう」
着弾数分の内にネジを回される哀れなレンズとなりました。(というかこのねこいつも着弾物速攻でバラしてない・・・・???)
バラした結果、予想通りに絞り羽根ブロックに注油されていたようでして、早速羽根をライターオイル漬け。
一時は回復したんですが、再発。
『バネが弱っているのか??それとも他のパーツにまだ油が???』と再分解。
前回エタノールで拭くだけだった抑えパーツも一緒にライターオイル漬け。
組み上げ、動作確認。
ヨシッ!!!(現場ネコ
使ったオイル、貼っておきますね。
えぇ、再発です。
3度目の分解で、まだ奥にばらせるパーツがあることに気づき、そこもバラしてみると予想通りで油が・・・・絞り羽根のガイドレールパーツとその抑え板にまで油が回っていました。抑え板は外せなかったのでエタノールでコレでもかと綿棒使って脱脂作業。残りのパーツは毛細管現象で油が回っているかもしれないので全部ライターオイル漬け。
3度目ともなると羽根の組み上げも慣れたものです。組み上げながらレールに鉛筆擦ったり抑えに鉛筆擦ったりできることをして組み上げました。
絞り不良でMNG(5k)でバラしたら羽根に損傷がなかったのでベンジン浴したら感動品になったためとてもいい買い物をした pic.twitter.com/XjQhq24NgS
— ねこもふ (@NekomovYuyusuky) 2020年10月21日
組み上げて絞りを回すと快調。時間をおいても快調。一夜放置しても快調。完動品となりました。(やったぜ
リペアの話はこれまで。
次は、テストショット
以上がテストショットのモノとなります。
ボケも巻くことがなくとてもいいと思います、解放からここまでシャープな画を出してくるかと。
だが、反射光のエロさが足りない・・・・。XR RIKENON 50/2Sに対してタクシーが反射する光のエロさが無いとまでは言わなけれども、少ない。
切れが良すぎるのが悪いのかしら???日中でも振り回して撮ってどうなのか確認したい気持ちが湧いてきた。
もちろんブログ記事にはしないですよ。面倒なので。なので皆さん
を覗いて見てください。過去にレビューした子が写した写真もあります。
まとめ
・前所有者ァ!!!!!!
・リペアは楽しかった。知見もあった。
・リペア中の画像を撮っておくべきだった。
・リペアの経験値が溜まった。
・切れの良さはさすがといった感じであった。
・ZK/ZEレンズが欲しくなった。
またこんど!!!