X270を買ってしばらく経ったのでレビューというか経過報告と言うかそういったものをしたいと思います。
構成
・CPU i7-7500U
・RAM 16GiB
・ストレージ 512GiB NVMe-SSD
・OS Windows10 Pro
・ディスプレイ FHD
・キーボード JIS(バックライト)
・NFC あり
・指紋リーダー あり
・カメラ あり
・バッテリー 3セル
簡単なレビューと言うか経過報告
前に使っていたThinkPadはX220なのでそれとの比較も交えつつ簡単に文章にしていきたいと思います。
・キーボード
X220の頃と違い、アイソレーションキーボードになりました。キーを押したときに重さも違い、軽くなりました。個人的には軽くなりすぎという感じです。キーボードの押し込む深さも浅くなっていて、最初はとても戸惑いました。慣れてしまえば問題は無いのですが・・・。他のノートのキーボードと比較すると改悪されたとは言え、快適にタイピングをすることができます。薄型にこだわりキーボードを捨てたMacBookシリーズよりも深く押し込めるため快適なタイピングをすることができます。
ライトは、上から照らすThinkLightからキーボードバックライトに変わりました。コレによってキーボードが下から照らされるようになりかっこよさのようなものが出てきましたが、ThinkLightはキーボード以外を照らすのにも使えただけに残念です。
・乳首
ThinkPadユーザーにはおなじみの赤乳首。X270ではX220よりも背の低い乳首が採用されており、少し反応が悪くかつ精度が悪いのか傾いていました。ですが、後にX220で採用されていたのと同じ乳首を購入して換装することによって問題は解消しました。
実はX270でもX220と同じ乳首を使うことができるんですよ。問題点としては昔と同様に液晶に当たることだけです。メリットのほうが大きいのでX270等の新乳首採用ThinkPadのユーザーの方はぜひ旧乳首を入手して交換することをおすすめします。
・クリックボタン
クリックボタンですが、X220の頃と押し込む方向が変わっています。X220は手前に押し込む仕様だったのですが、X270では奥に押し込むように変更されています。個人的にはX220のほうが好きだったのですが、今は慣れてしまってX270のものでも普通に使えるようになりました。
・液晶
液晶はX270のほうがFHDとなっていてとても快適です。IPSパネルのモデルを購入したので角度をつけても色が変わることなく使えるため、ごろ寝PCとして使うこともできます。ベゼルは必要分しっかりとあり、本体を広げる際に無駄に液晶に触って液晶に指紋をつけるようなことはありません。
・ポート類
ポート類に関してはUSB-Aが2ポート、Type-Cが1ポート。RJ45が1ポート、SDカードスロットが一つ、イヤホンジャックが1つ、HDMIポートが一つ、電源ポートが一つとなってます。X270のUSB TypeAポートは少し抜き差しに力が必要です。X270になって、X260の頃と違いAポートが一つCになり、USBによる給電もできるようになりました。将来を見据えるとType-Cが一つでもあるのはかなり良いです。ですが、Type-Aが2ポートなのは少し数が少ないように感じます。RJ45のポートはX220の頃と違い上下が逆になりました。個人的にはX220の頃の向きが好きだったのですが、一体どのような理由で変更がなされていたのでしょうか。
・バッテリー
バッテリーの保ちはとてもいいです。自分が今まで中古品しか使ってこなかったからだとは思いますが、充電しないで3時間以上保つのはとても快適です。自分の使い方だと一気に6時間以上使うことは無いので3セルバッテリーで十分に仕事をこなしてくれます。お決まりのようにバッテリーが取り外せるのはとても良いです。
まとめ
個人的にはなかなかに満足の一品です。NFCを使えば携帯で開いているブラウザのページをすぐにPCで開くことができるのも面白いですし、何よりキーボードから手を離さずにすべての操作を行えるのは本当に使いやすい。筐体も頑丈で多少荒く使ったところでこわれることはない。学生にピッタリのノートPCです。まだノートPCを買っていない学生の皆さんはぜひともThinkPadシリーズを購入することをおすすめします。